
海士町観光協会は、島根県隠岐郡海士町にて、新たな一棟貸し宿「UMINOIE YUTAKA」をオープンした。
「UMINOIE YUTAKA」について

「UMINOIE YUTAKA」は、長年釣り人に親しまれてきた「フィッシングハウスゆたか」を受け継ぎ、“おもいでづくり・ゆめづくり”という先代の想いを未来へつなぐ宿として生まれ変わった宿泊施設。今回の宿づくりは、海士町観光協会として初めて取り組む民泊事業でもある。
装飾や備品、導線づくりに至るまで、既製品に頼り切るのではなく、“てづくり”を意識しながらスタッフ全員で少しずつ形にしてきたという。
「UMINOIE YUTAKA」は、先代と観光協会、そして地域の人々の想いが重なり合いながら生まれた。海士町を訪れる人々にとって、「また帰ってきたい」と思えるような思い出と夢が生まれる場所を目指していくとしている。
長年にわたり釣り人たちに愛されてきた宿を再生
「UMINOIE YUTAKA」の前身となった「フィッシングハウスゆたか」は、長年にわたり釣り人たちに愛されてきた宿だった。
海士町観光協会では、その温かな歴史や先代が築いてきた時間を絶やしたくないとの想いから、“ゆたか”という名前をそのまま受け継ぐことを決定。館内には、木の温もりを感じる建具や、先代による手仕事の跡が今も残されている。
それらをできる限り活かしながら、新しい滞在の形へと整備を進め、家族や友人同士がゆっくりと海辺の時間を楽しる宿として再生した。
海士町観光協会初めての民泊事業で、挑戦の連続

今回の宿づくりは、海士町観光協会にとって初めての民泊事業であり、正解のない挑戦の連続だったという。部屋のレイアウトを考え、家具を運び、塗装や掃除を行いながら、スタッフ全員で少しずつ宿の景色をつくっていった。
既製品に頼るだけではなく、装飾や備品、導線づくりに至るまで“てづくり”を意識しながら形にしていったことも同施設の大きな特徴。ときに迷い、ときに笑い合いながら積み重ねた時間そのものが、「UMINOIE YUTAKA」の温度になっているそう。
「UMINOIE YUTAKA」が目指すもの

「UMINOIE YUTAKA」は、単なる宿泊施設ではなく、海士町の暮らしや空気感を感じてもらうための場所でもあるとのこと。海の近くでゆっくり朝を迎え、島の風景を眺めながら食事をすれば、人や自然との距離の近さを感じられるだろう。観光地を巡るだけではない、暮らすように滞在する旅を楽しんでもらえる宿を目指しているという。
また、近年の海士町では、観光需要の高まりに対して宿泊施設不足も課題となっていることから、「UMINOIE YUTAKA」は地域に愛されてきた宿を未来へつなぐ新たな挑戦でもある。
海士町観光協会の横内さんと犬塚さんのコメント

海士町観光協会の横内ひなたさんは、「観光のお客様はもちろんですが、これまでこの場所を守ってこられたオーナーの小林裕さんに、『またこの場所が動き出してよかった』と喜んでもらいたい気持ちが強くありました。
『UMINOIE YUTAKA』は、ただ宿泊するだけの場所ではなく、地域の人にとっても、観光で訪れる人にとっても、人が自然と集まるハブのような存在になれたら嬉しいです。今後は地域の方々が集まれるイベントなども開催していきたいと考えています。」とコメントを寄せている。

同じく海士町観光協会の犬塚裕斗さんは、「ここを拠点に、海士町の“豊かさ”を感じてもらえたら嬉しいです。『海士町に来たら帰ってくる家』のような存在になってほしいと思っています。また、一棟貸しだからこそ、家族や仲間同士が自然と同じ空間でゆっくり過ごせる良さがあります。
綺麗なホテルはたくさんありますが、人との距離が自然と近くなる宿は意外と少ないと思っています。この場所でも、家族や仲間との特別な時間が生まれていったら嬉しいです」とコメントを寄せた。
この機会に、「UMINOIE YUTAKA」についてチェックしてみては。
■UMINOIE YUTAKA
住所:島根県隠岐郡海士町海士4091
公式HP:https://yutaka.oki-ama.org
(ソルトピーチ)